大腿部打撲


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◆大腿部打撲とは?

接触プレーなどにより膝と太ももなどがぶつかり、大腿部の筋肉を負傷する病態です。サッカーやコンタクト競技などで多発するスポーツ外傷です。

◆大腿部打撲の症状は?

大腿部打撲の症状は下記のようなものがあります。

・圧痛
・内出血
・腫れ
・可動域制限
・歩行痛 など

◆大腿部打撲の重症度の診断

大腿部打撲には程度があり、接触の力が強ければ筋肉の損傷も強く出ます。とくに内出血が強い場合には"骨化性筋炎"という筋肉内に骨のような組織ができてしまう合併症もあるので注意が必要です。
そのためにも受傷初期の対応がとても大事になります。
可動域検査、超音波エコーでの内出血の評価が経過を見る上で重要な指標となります。

◆大腿部打撲の治療は?

大腿部を打撲した場合は、早期にストレッチを開始します。また筋肉内に過剰な内出血が起こらないよう、圧迫したり挙上したりする処置もなるべく早期から行います。
受賞から数日後もストレッチを継続し、マッサージや鍼治療を併用しながら可動域訓練、競技復帰へと移行していきます。
その間、超音波エコーや可動域検査での評価は継続して行うべきでしょう。