上腕二頭筋腱炎


◆上腕二頭筋腱炎とは?

上腕二頭筋は力こぶを作る筋肉で、その腱は肩関節の中に入っていき肩関節を動かす機能もあります。
その筋肉の腱が炎症を起こしている状態のことをいいます。

◆上腕二頭筋腱炎の症状は?

野球の投球動作やテニスのサーブ、バレーのアタック、などオーバーハンドスポーツをする方、また重労働をされる方に多くみられます。
腕を上げたり、肘を曲げたりする際に、摩擦が起こり炎症を起こします。
このため、腕を上げようとしたり、荷物を持ち上げようと力を入れた際に、痛みが出るのが特徴です。

◆上腕二頭筋腱炎の治療は?

痛む部位の炎症を抑えるような治療を進めます。(鍼治療や電気治療、微弱電流など)
また上腕二頭筋から前腕にかけての筋肉の緊張がある場合が多いので、マッサージやストレッチなどで筋肉の硬さをとるようにケアすることも大事なポイントです。

腱炎が慢性化すると組織が硬くなり、断裂するリスクも高くなりますので放置せずに治療に頼るのがベストでしょう。