かかとの骨である「踵骨」は、成長期途中では、「踵骨骨端核(しょうこつこったんかく)」と「成長軟骨」に分かれており、構造上非常に脆い状態にあります。
過度な運動など、オーバーユース(使いすぎ)が原因となり、長時間のランニングなどの過度な運動をすると、「踵骨骨端核」についている「アキレス腱」や「足底筋膜」が強く引っ張る為、かかと付近に炎症を起こします。
成長途中でのオーバーユースが原因となることが多いですが、アキレス腱の硬さや足部、足底の機能低下が症状を誘発している場合もあるので単にオーバーユースだけが原因となるわけではありません。
サッカーや陸上などの走る競技、剣道や体操などの素足で行う競技、バスケットボールやバレーボールなどのジャンプを多くする競技でよくみられます。