上下の背骨同士を繋ぐ関節が椎間関節です。
前屈や後屈、回旋動作に重要な役割を持っています。
外傷による一度の負傷で発症するものや、日常生活での腰の酷使や姿勢不良、加齢などが原因で関節付近にある軟骨や関節包などにストレスがかかり、関節に炎症が起きると痛みが誘発されます。
椎間関節性腰痛の特徴的な所見
・腰を反らすと痛む
・前屈み姿勢から戻すときに痛む
・ゴルフスイングなどの回旋動作で痛む
・長時間の座位や立位で動き出すと痛む 他
※椎間関節にストレスがかかることで痛みが誘発されます。
椎間関節周囲の筋肉の緊張をとるための治療のほか、関節包付近の血流改善を狙い鍼治療や電気治療を行います。
また、根本的な改善のためには動作改善や姿勢改善が必要なため胸椎のモビリティや股関節の可動域を改善するようなリハビリテーションが効果的です。