膝のお皿の骨(膝蓋骨)から下に伸びる腱の炎症です。
"ジャンパー膝"や"ジャンパーズニー"とも呼ばれ、バスケやバレー、陸上競技など跳躍や膝を酷使する競技に多いスポーツ障害です。


【症状】
膝の前の痛み、跳躍痛、走行時痛、屈伸痛など
スポーツをおこなう前に痛い場合やスポーツ後に痛くなる場合など様々。

【原因】
膝の前面、とくに膝蓋腱への過度な負担が炎症・痛みの原因。

過度な練習や休息日が少ないなどのオーバーユースが原因となります。
治療と並行して膝に負担のかかる練習内容を工夫したり、他のメニューに置き換えると改善に向かいます。

また、身体の動作不良により膝に負担がかかりすぎることも大きな原因の一つです。
身体動作改善も必要な場合があります。


【当院での治療】
オーバーワークにならないよう運動量をコーチングいたします。
また患部の炎症を治癒させる施術を進めながら、膝の負担が減るような動作の習得が必要です。
スクワット動作やランジなどのリハビリを通じて膝への負荷を流す動作の練習を行ないます。

休息期間や練習の強度を調整することで改善が見られることもありますが、復帰すると再発してしまう症例もあるので根本的な動作改善を行った方がいいでしょう。